日本で所持できる銃の種類

3種類の銃を日本では所持できる

日本ほど銃の所持について厳しい国はないと思います。
しかし、先にも述べてきたように、日本でも銃を所持し、射撃や狩猟をすることが出来るのです。
日本でも持てる銃の種類を大まかに以下に紹介します。

空気銃(Air Rifle)

火薬を使わないで、圧縮した空気あるいはガスの圧力で弾丸を発射します。
最大射程距離は300mくらいです
おもちゃやサバゲーなどで使われるエアーガンとは別のもので、実銃として所持には公安委員会の許可が必要です。
銃身にライフル(螺旋状の条溝)が施されていて、命中精度は非常に高いです。
狩猟や標的射撃競技に使われます。

散弾銃

散弾を発射する銃の総称です。
総称というだけあり、散弾銃といっても多種多様な種類があります。そして、どの種類の散弾銃を使用するのかは、用途によります。
狩猟に適している銃、射撃に適している銃。射撃でもトラップ用・スキート用など用途別に分かれています。
当然、クレー射撃にはこの散弾銃を用います。

ライフル銃

一発の弾を、正確に遠くの標的に命中させるために銃身に螺旋状の条溝(ライフリング)を施した銃です。
ライフルの場合、弾の威力が強く飛ぶ距離も長い(最大4km以上)ために所持するためには、大変厳しい制限があります。
狩猟はまたは有害鳥獣駆除の場合は、職業として獣類の捕獲をライフル銃によって使うことを認められるもの以外は、散弾銃の所持許可を受けている期間が10年以上継続している必要があります。
標的射撃の場合は、日本体育協会から推薦された者でなければならないとの規定があります。