装弾を買う
すでに教習射撃を行って、許可証を受けたあなたは、経験があると思いますが、装弾を買うにも「猟銃用火薬類譲受許可証」が必要でしたね。
装弾を購入する場合所轄警察署で交付してもらった「猟銃用火薬類譲受許可証」と「銃砲所持許可証」が必要です。
銃砲店あるいは射撃場で購入します。「猟銃用火薬類譲受許可証」に装弾の購入年月日、数量、譲渡人の記名押印をしてもらい装弾を購入します。
一度に購入できる装弾の数量は、「猟銃用火薬類譲受許可証」の許可残数内で、自宅保管限度数である800発以内です。
装弾は個箱に25個入っています。
そして個箱が10個入った250個入りの大箱。
その大箱2箱で500個。
装弾の買い方としては、バラで25個の倍数で買うか、250個あるいは500個の単位で買うことが多いです。
銃砲店や射撃場によっては、500個で買うと、割引価格であったり、ラウンド券をくれたりするので、たくさん練習しようと思っている人は、500個で買ったほうがお得です。
ただし、1日の装弾の消費限度は400個なので、少なくとも100個は自宅に保管することになりますので十分注意が必要です。
所轄警察によっては、自宅保管をなるべくしないように指導しているところもあるようなので、注意しましょう。
初めのうちは、少なめに用意して、その日、その射撃場で使い切るくらいがいいと思います。
初心者のうちでしたら、トラップで4ラウンド分200個を目安に購入するのがいでしょう。
装弾を選ぶ
どんな弾を選んだらいいのでしょうか。その基準とは。
・価格を基準にする。
・散弾のパターンが基準。
・弾速を基準にする。
・メーカーやブランドを基準にする。
等々、選ぶ基準はいろいろあるでしょうね。
しかし、パターンや弾速の違いは、相当数撃たないとわからないと思います。
一つの種類の弾を数千づつ撃って初めて分かるものです。
弾の違いで、あたるあたらないは初心者のうちは、まずありませんから。
では、どうやって選ぶのか。
まず第一に、出入りの銃砲店や射撃場がメインで扱っているものがいいですね。在庫切れや長期在庫によるロンデルのサビなどの心配がないですから。
そしてその中で、価格でしょうね。
自分の使えるお小遣いの範囲内で、たくさん練習できる価格帯のものがいいでしょう。
お小遣いに余裕がある人は、銃砲店や射撃場がメインで扱っているものの中で、価格の高いものがオススメです。
高価格のものは、火薬の質や散弾粒が高品質です。ロンデルも雷管も高品質。
そして生産管理のコストがそれだけかかっている場合が多いです。それはそれだけ安心感があるということです。
ここ一番というときに、不発が出たりという不安がありません。そして、ここ一番というときにもう一点伸ばせる装弾でもあるのです。
だから一流の射手は、ブランド力のあるそして高価格な装弾を選ぶのです。
初めにこれと決めたら、相当数撃つまで種類を変えないで撃ったほうがいいですね。
相当数撃って、ある程度あたる枚数が安定してきて、もう一歩伸ばしたいようなときに、銃砲店や射撃場の方と相談して次のステップの装弾をチョイスすれば良いかと思います。
もう少し反動の強くないものがいいとか、弾速の早いものがいいとか。。
次のステップの装弾をチョイスするようになる頃には、今使っている装弾の特性とか少しはわかってくるようになりますから。